例祭(山車馬:馬付きと呼ばれる若者たちによる駆馬行事)をタイルアートで後世の区民に残す。多治見市笠原町平園区(多治見市48区)
岐阜県多治見市笠原町平園区(多治見市48区)の擁壁にモザイクタイルアートが施工してあります。
例祭(山車馬:馬付きと呼ばれる若者たちによる駆馬行事)をタイルアートで後世の区民に残すために
施工してあります。
「笠原町は昔から陶器の生産地として知られその製品を運搬するに長い間 馬の力に頼っていた。
馬は農業・林業・運搬にと、人間には欠くことの出来ない家族のような存在でした。
そんな馬達を年に一度綺麗に飾って八名の若者を伴って神明宮へ豊作や町内の安全を願って奉納したものです。
古いものでは明暦四年(1658)の刻印があり三百数十年続いているものと思われます。
平園区の鞍には元和元年(1681)の刻印があります。
馬を飾った道具類は町内八区にも今も大切に保存されています。
(鞍は笠原町文化財に指定)」